浜松市南区 屋上防水工事の紹介します。
2021年1月21日 2021月01月22日
浜松市南区 I様邸の屋上防水工事を施工しております。
建物3階建て 重量鉄骨構造です。
築25年位 15年前に 弊社で防水工事、外壁ルミフロンフッ素塗装工事
ベランダ床FRP防水工事を施工させて頂きましたOB様邸です。
工事内容 絶縁塩ビ防水シート機械固定式工法
施工前(シートがめくれた状態になってしまいました。)
突風で、防水シートに傷がはいり 破けてしまったのか?
I様の方で至急、保険会社に報告し(既存写真、見積書)提出後
保険会社様から業者に連絡が入り 既存を説明させて頂き
保険対応で施工が出来るようになりました。
工程としては、既存の防水シートを撤去、端末アルミ押さえを撤去し
新規、再度絶縁工法を施工になりました。
めくれて防水シートが引っ張られて ジョイントがキレてしまた状態になっていました。
施工 1日目
丸い固定式ディスク盤を撤去
既存、L型端末アルミ押さえを撤去します。
既存の立ち上がりシートを全部撤去します。
絶縁シートの敷き込み
ジョイントテープ貼り
専用機械アンカー穴あけ
エポキシ樹脂を注入
IHディスクの固定
エポキシ樹脂を注入
重ね箇所に溶剤着材を塗布
防水シートを温め 熱溶着工法で密着させます。
1日目 下地シート撤去、端末アルミ撤去、ディスク盤撤去 作業しました。
2日目 塩ビシート上に塩ビ鋼板ディスク固定(誘導加熱置 UDBOXで接合)
立ち上がり 下処理 端末に防水テープ貼り
エポキシプライマー塗布
塩ビシート密着工法
コーナー 熱溶着工法
防水シートに防水シール処理
溶着専用機械
誘導加熱装置による接合作業
3日目 L型端末アルミ固定取付 その他シーリング処理
端末シーリング処理 プライマー塗布
端末シーリング処理 完了
屋上絶縁防水工事 完成
絶縁防水シート、機械式固定工法とは
固定ディスクを用いて 防水シートを屋根下地に固定する工法です。
下地の影響が受けにくく 改修工事の場合には 下処理費用が押さえれて
工期短縮をはかる事がメリットです。
防水工事に必要性、密着工法と絶縁工法の違いとして
住宅の建物は防水が必要です。 ベランダ、屋上
防水加工が無ければ 雨漏りしてしまいます。
既存の柱が腐食してしまい 費用的にも2倍以上になることもあります。
防水加工は2種類あります。
密着工法と絶縁工法です。
防水工事を行うことで 家や構造物を雨や雪などから長期的に保護していくことが
可能になります。
密着工法とは、下地に完全に密着させる工法です。
長所としては、 工期が比較的に早くでき コストパフォーマンスとして高い
評価が有ります。デメリットとしては、防水層が下地に密着させるため
下地に含まれる水分の影響を受けてしまい 防水層にひび割れが発生する
場合があります。特に鉄骨楮の場合ですと建物が揺れますので
大手ハウスメーカーですと 積水ハウス、セキスイハイム、ダイワハウス
へーベルハウスの建物は鉄骨構造ですので 絶縁工法で防水しています。
10年位が目安
絶縁工法は、防水層を下地に密着させないで浮かせる工法ですので
防水層の下地の影響受けないため 長期にわたって
防水層が長持ちするというメリットがあります。
これによっては、15年~20年以上長持ち
次の防水工事をする際にコストが抑えられるという点があり
施工中も多少濡れていても施工が出来ます。
今回の建物は、重量鉄骨構造ですので 早急な対応が必要になり
下地防水層に影響がない工法としては 絶縁工法が良いと思います。
引き続き施工を紹介したいと思います。