人気のガルバリウム鋼板は塗装しなくていいのか?
カテゴリ:外壁塗装
2021年3月3日 2021月03月05日
近年ですがガルバニウム鋼板で新築住宅で使われている現場を
たくさん見ることが増えました。
ガルバニウム鋼板とは錆に強い金属板を一般住宅に外壁、屋根として使用されている
事例が本当に増えてきています。デザインにひかれて建築設計事務所の方に
好まれているのか 時代のデザインとして 設計の段階でメリットがたくさん
あるので選ばれているのだと思います。
ガルバニウム鋼板が紹介している商品的な特徴として
アルミニウム55% 亜鉛43.4% シリコン1.6% 鉄を守ることにより
生まれた耐久性に優れた鋼板です。
鉄板を基材としてアルミニウム、亜鉛、シリコンからなるメッキ層を持つ
溶融アルミニウム 亜鉛合金メッキ鋼板を総じてガルバニウム鋼板と言います。
1972年アメリカで開発された新しい金属素材だそうです。
ガルバニウムが選ばれる理由として 常に風雨にさらされている屋根、外壁にもっとも
求められるのは耐久性です。激しい環境にさらされてる雨という内側補強するため
雨といの外側だけでなく内側にもガルバニウム素材に30ミクロンの厚さの
耐候性特殊塗装を使用しているため 雪国の多い地方でも大雪に耐えれることができる
安心して雪の季節を乗り越えられる商品です。
私が思いますのは 一番は軽い特徴をいかして耐震性に対しても効果が出て
窯業のサイディングボード壁にない メタリック調のカラーを生かし
スタイリッシュに形成された感じを出し 住まいのデザインを好まれる方と
好まれない方とはっきりしているかと思いますが
デザイン的に好まれていると思います。
通常のトタン板の6倍ぐらいの耐久性が有ります。
ガルバニウムが注目されているのは 何よりも優れた耐食性、仕様の環境により通常の
亜鉛メッキ鋼板の3倍~6倍の耐久性を持つことから 住宅、店舗、工場などに
外装材として使用されているのだと思います。
ガルバニウム鋼板のいいことばかり伝えていますが ここからが大事なお話がはじまります。
塗装しなくても平気 メンテナンス不要 本当に? 確かにガルバニウム鋼板は高性能だから完璧
新築の際にオーバートーク商品説明が15年~20年以上経過してもメンテナンス不要と
思っている方がたくさんいるかと思います。
という事に実はなりません。
地域差によりますが塩害地域でしたら実は錆が発生した箇所の外観が損なわれてきます。
特に塩害地域でしたら 錆の一種でもある白錆が発生し美観的に消してよい状態にならなくなります。
特に雨があまり当たらない軒裏、庇下端に定期的に水で洗っていかないと白錆の発生の原因となってしまうからです。
白錆は潮風が吹く海岸や高温多湿地域で発生するのが白錆です。
赤さび表面の傷から鋼板が錆びる現状が赤さびです。
こののまま放置していきますと どうなりますかと言えば 錆が発生した箇所から腐食が進み
結果的に穴が開くことになっていくだろうと考えられます。
塗り替え塗装する目安としては当然に地域差で違いますが15年位~検討する準備が必要となります。
症状として色褪せ、開口廻りのシーリング箇所の劣化、雨が当たらない箇所に錆が発生
どのような塗装工事の手順として ①下地処理が一番大事な作業となり ②下塗り塗料の選択が大事となります。
③ご予算と健闘して上塗塗料の選択となります。
①下処理として ガルバニウムは滑らかな仕上げしていて ガルバニウム鋼板に汚れとか
錆が発生しずらいのは表面がつるつるしているために塗料が密着しずらすからです。
その為にケレン処理作業がカギとなり素材と下塗りとの密着を高めるひつようになります。
間違った選択をしたとしたら 当然にきれいに塗装しても剥がれてくることでしょう
②ガルバニウム鋼板に密着できる下塗りの選択が必要になります。
今では、各塗料メーカーからガルバニウムに密着する下塗りの塗料が増えましたが
10年前位はガルバニウム鋼板に適している下塗り塗料はなかったといってもいいでしょう
やはり時代の流れで外装建材とともに塗料も変わってきました。
施工事例
ガルバニウム鋼板の塗装をご検討されていましたら
ショールームに遊びに来ていただければ サンプル見本を見た頂いて
施工の手順、おすすめな塗料をご紹介いたしますので
お気軽に ご連絡ください。 0120-34-6796
実績現場でしたら 工場、一般住宅、店舗 たくさんの実績が有ります。