酸性雨の影響で雨漏りしたのか?
2021年3月11日 2021月03月12日
はじめまして 代表の冨高です。
磐田市西貝塚 D様邸の雨漏り工事をご紹介したいと思います。
2階の天井に雨漏りが発生してしまいました。
以前に飛び込み業者に雨漏りの相談し補修してもらったそうですが
一時的に雨漏りがしなくなったようでしたが
やはり雨漏りがしてしまうことで 雨漏りのご相談をもらいました。
早速ご紹介したいと思います。
大屋根 完成写真
雨漏りの箇所 〇赤マーク 何?
日本建築の寄棟は、瓦葺屋根に必ず谷が有り 銅板が使用しているお宅が有りますが
銅板に穴が開き雨漏りしてしまう事例がたくさんあります。
和風の日本は山と谷が有り雨水は瓦の谷銅板に雨水が集まりながら本谷に流れていきます。
この時に大量の雨水が落下することになります。
この繰り返しで経年劣化し 銅板が滅耗しすり減っていくことになってしまいます。
銅板に穴が開いてしまい雨漏りをしていたようです。
他社で防水テープを貼っていました。
酸性雨の影響で雨漏りしたのか?
いろんな説が有りますが 果たして何が正解なのか
酸性 アルカリ性と言うのはPH(ペーパー)の値をもとにしています。
PHは水溶液の酸性度またはアルカリ度を表するもので中性7とし7を
超える場合はアルカリ性7未満の場合は酸性となりこの値が小さい
程酸性が強い事を示します。難しいですね……….
一般的にね綺麗な空気の地域に降る雨は空気中の二酸化炭素が溶けて
できた炭酸を含んでいる偽酸性度は5.6程度になると言われています。
この値を示す雨を国際的に酸性雨と呼んでおります。
日本国内で環境省が2回調査した結果
1回目 昭和58年~昭和62年 結果PH4.4~5.5
2回目 昭和63年~平成4年 結果PH4.5~5.8
1、2回調査結果 日本はやや酸性雨の降る地域でありますが
世界48カ所の銅滅耗調査で比較しても銅に対する酸性雨の影響は
認められていませんでした。
国内で通常の使用であれば銅板を使用した屋根、谷、樋に対する
酸性雨の影響は無いという報告がされています。
銅板の対応年数の寿命は60年~100年と言われています。(厚みによって異なります)
酸性雨によって銅板が穴が開いてしまうことは
無いという事になります。
日本瓦に使用された銅板に穴が開くことが多く 瓦の形状
特に和型やS形瓦のように瓦に山と谷が有り集中的に銅板の一カ所に
当たる箇所に滅耗によることで穴が開くというると思われます。
酸性雨と日本瓦の愛称で穴が開く?と言われている話も聞きますが
見解としては、酸性雨で銅板に穴が開くという事は内容でした。
30年以上経過したお宅でしたら 一度和型の屋根でしたら 専門業者に屋根の点検をお勧めします。
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