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屋根瓦の軒先に漆喰の代わりに?

2021年3月24日

本日は、プラスチックメンド工法を紹介します。

和型瓦の軒先下にあります箇所を雀口と言います。

屋根の上という厳しい環境で古くから使われていました漆喰塗りから

時代の流れで代わりにプラスチックメンドを取付するようになりました。

漆喰の方が呼吸していいと思いますけど?

ひび割れして自然に取れてしまうこともあり

昔は屋根瓦に漆喰を使用していましたが 現在では南蛮漆喰と言う

モルタル的なもになりほとんどの屋根瓦に使用しています。

 

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このように漆喰ですと劣化して取れてきます。

落下してケガすることも考えられます。

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施工前 漆喰が取れた状態です。

雨漏りする可能性低いのですが 雀口という名所で

ここに雀が巣を作ることが有ります。

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施工手順として全部漆喰を撤去します。

場合によっては横樋を撤去しなければ作業できない場合には一度撤去して復旧します。

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これで完成です。 軒先下 雀口にプラスチックメンドを釘で留め付け施工

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漆喰とは❔

日本の伝統的な外壁、室内に使われていましたのが漆喰です。

喰は消石灰(水酸化カルシウム)を主原料とした塗り壁材です。

消石灰(水酸化カルシウム)とは、石灰石を焼いて水を加えたものです。

石灰石はサンゴ礁がルーツでサンゴの群生したサンゴ礁が長い年月

をかけて地殻変動などで隆起し陸地になったものが石灰鉱脈で

こちらからの石灰を採屈します。

この消石灰に糊のりやスサを加えて水で練ったものが漆喰です。

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日本建築ですと 昔はお城、蔵、室内に使用

特に蔵の内壁にも漆喰が使われており収蔵品を湿気や乾燥から守って

きたといわれています。気密性に優れた現代住宅に最適な壁材

と言えるでしょう。

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漆喰は呼吸する壁

ご存じでしたか❔

漆喰を使った壁は呼吸すると言われています。

漆喰の主原料である消石灰は、二酸化炭素を呼吸することで徐々に石灰石へと

戻り固まっていきます。

消石灰から石灰石に戻るまでに100年を超える長い時間がかかります。

時間をかけてゆっくりと呼吸しながら固まっていくことで部屋を

心地よくしてくれます。

この呼吸が部屋を快適にしてくれる理由の一つです。

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漆喰壁が呼吸することで冬場の乾燥や夏場の湿気を防ぐ効果が期待できる

のも魅力です。調湿機能に優れた漆喰壁は年間通じて部屋の湿度を調整します。

ご自宅でエアコンなどをつけると結露の発生することもありますが

呼吸をする漆喰の壁であれば湿気を吸い湿度を調整するため

部屋の結露防止にも繋がります。

防火性にも優れた漆喰壁

漆喰は古くからお城や武家屋敷の壁によく使われていました。

高い明光性を持つ漆喰は月の光に反射する白壁で防犯対策、燃えない壁材のため

防火対策にも使われたといわれています。

古くから現在に至るまでに不燃性、明光性、調湿性など漆喰そのものが持つ高い

機能性から様々な建物に使用されてきたといえるでしょう。

心地よい住居空間を求める方が多い現代においてシックハウス症候群対策

(壁紙、建材の接着剤や家具などから揮発されるホルムアルデヒド)と言う物質

このホルムアルデヒドを体内に取り込むとのどの痛みゆアレルギー症状を発症する

恐れがあること。漆喰を使いたいし言う声が多くなったと言われています。

漆喰はいつの時代でも活躍している壁材だと思います。

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