世界のエネルギー問題はどうなるのか?
カテゴリ:今日の出来事
2023年6月8日 2023月06月08日
はじめまして 冨髙です。
いつもお世話になっている 社長様からのお話の内容を紹介したいと思います。
自分には 頭が痛くなる位理解しずらい内容でしたが 皆様ご存じだと思いましたが
期待を込めてブログに書きました。
最近、マスコミに報道された核融合発電という技術を御存じでしょうか(・・?
原子力発電所は原子核が『分裂』する時に出るエネルギーを利用していますが
この新しい技術は原子核が『融合』する時に出るエネルギーを発電に利用します。
世界のエネルギー問題を解決する切り札と言われいくつか特徴があります。
まず化石燃料は燃やさないので、二酸化炭素(㏇2)は発生しません。
燃料となるのは、リチウムと重水素という物質で、重水素は海水に含まれています。なるほど(^▽^)/
海水を電気分解して取り出すことができるため、燃料はとても豊富だそうです。
安全面での特徴は、核融合反応が止まらず、温度が上がり続けて爆発するリスクが低いことです。
核融合ではプラズマを燃やしますが、家庭の台所のガスコンロと同じで、プラズマ燃料が
多すぎても少なすぎてもうまく燃えない為です。
核融合が起こるとプラズマから中性子という放射線がでてきます。
この中性子のエネルギーて発電をするための発電炉の中でほとんどが熱に変わり消えてしまいます。
また燃料に使われる重水素はB線出す放射線を持っていますがB線の力は弱くて、空気の中を5ミリ飛ぶと
止まってしまうようです。
それと驚くのはその効率の良さだそうです。
わずか重水素0.1グラム(水3L分)リチウム0.3グラム(スマホの電池1個分)の燃料で
日本人1人が年間に使用する電気量7.500Kwhを発電できてしまうという事です。
核融合は『地球に太陽を作る』技術ともいわれています。
太陽が誕生したのは46億年のことですが、今も約1.5億キロメートル先の地球を
照らし続けています。気の遠くなるような長い時間ずっと膨大なエネルギーを生み出し続ける
太陽で起きている現象を 地球で人工的に開発するのです。
もちろんリスクはあるようですが『原子力or火力』という対立を打開して
くれそうな期待をしてしまう技術です。
2030年代の商用化を目指しているようなので このようなエネルギー
期待して楽しみにしたいと思います。